2017/7/11~7/27 女性 38歳

約2週間、大変お世話になりました。
人を喜ばせたりサプライズを仕掛けるのが大好きな園長、その右腕として手腕を奮う元ボラバイターのTさん、ボラバイト仲間のSさんたち。大量のお昼御飯を作ってくれる園長のお母さん。素敵な仲間に囲まれて、ゆでとうきび(ゆでとうもろこし)を道の駅で販売する日々でした。

朝は7時から仕事が始まります。道の駅は農園から4キロ先にあります。
道の駅のオープンが9時なので、8時半くらいには道の駅に着き、お店の設置、湯沸し、とうきびの皮剥きなどの準備をします。

7時から道の駅へ向かうまでは、農園でやっているイチゴ狩りハウスのイチゴの手入れをしていました。腐ってしまったイチゴを摘み取ったり、ジャム用に使う分を収穫したり。個人的にイチゴ狩りというイベントが大好きなので、その作業に関われたのは嬉しかったです。

道の駅では、お客さまからいろいろと尋ねられることが多く、お答えするために調査したりして、自分の勉強にもなりました。
16時半くらいにはお店をお母さんにお任せして、備品を持って農園に帰ります。そして備品を洗浄したり片付けをしたりして、17時に退勤です。

園長手作りのプレハブの部屋を自室として与えられていましたので、晩ごはんはそこで自炊しました。しかし、前述のとおりお昼御飯が大量なため、夜にお腹が空いていることはあまりありませんでした。おやつをいただいたりすることも頻繁にあったため、痩せることはありません。むしろ太ったくらいかもしれない。
本州ではシーズンが終わりつつあるとうもろこし(路地もの)が、北海道ではまだこれからというギャップにも驚きました。もちろん、イチゴのシーズンも本州とは全く違います。

夜は想像以上に冷え込む日が多く、毛布を2枚お借りして凌ぎました。その一方、日中37度にも達する日があったり、寒暖の差は予想以上でした。それに体が対応しきれず、少々体調を崩してしまうこともありました。しかし、仲間たちの気遣いのおかげで重症化することもなく、職務を全うすることができました。
人が良いのは、北海道の特性なのかそれともこの農園の人たちが特になのか。わかりませんが、園長はじめ、農園で働いている園長の親戚の方々皆さん、すんなりと人を受け入れてくれて、ほんわかした雰囲気のなか働くことができました。都会の殺伐とした環境ですれてしまった人などは、こちらの農園で働かせてもらうと、すごく良い心のリハビリになると思います。