「目的」という、「ルート」の中だけでは見えてこなかった「梅ジャム」。
ここへ来た目的とは、「果樹農園の経験」でしたが、私はここで「ジャム」という新たな「関心」を芽生えさせることが出来ました。
それは、次なる「目的地の獲得」であり、これはスタート地点からは見えなかった「前方」です。
この境地とは、「一週間」という期間を「やり遂げた」からこそ達したのではないのか、とそう感じます。
この「一週間」には、雨による「寒さ」や、肉体疲労、「日常」へのホームシックなど、「もう、帰ろう」という「思い」が何度かありました。
「梅」とは、「梅酒の瓶の中にあるもの」程度の感覚でしたが、
ここでの「会話」を通じて、私は梅への 新しい感覚を持つ事が出来ました。
それは、「梅とは、ジャムにもなる」、という感覚であり、また「梅ジャムとは、プレゼントにもなる」ということです。
農 を身近に生きる方とは、作業中、「誰かを喜ばす感覚」とともにあるのではないのか、それは 雨による「寒さ」 や、肉体の疲労さえ、乗り越えられるエネルギーになっているのではないかと、そう感じました。
これからの私の人生には、様々な「目的地」があるかと思いますが、「やり遂げる」先には、「何か」があり、「作業」の中には、景色がということを忘れずこれからも前へ進んで行こうと思えました。
有難うございました。