広島駅から電車にしばらく揺られて、そこから車でさらに山の中へ入って行き、ようやく農園に着きました。
広大な敷地に、各果物の植わっているハウスがずらりと並んだ様子は壮観です。青い空に、紅葉したメタセコイヤの並木道が美しい。

私の行った時期は収穫はもうほぼ終わっており、もっぱら果実の加工がメインの時期で、日がな一日、加工場でドライフルーツの袋詰めやジャム作り、シール貼りなどの作業をしました。（農園の作業は春から秋口ぐらいまでらしいので、今度もし行ける機会があればその時期にまた行ってみたいなと思いました。）

一緒に働いたボラバイトのメンバーは若い女性が５～６人で、みな夢をもっていたりやりたいことがあったりで、魅力的な人たちでした。
農場主の父母の家を寮として、みんなで共同生活を営みました。
山の中なので気温はごく低く、朝は0度前後のときも多いので、各部屋はとても寒く、もっと暖かい服を持ってくればよかったなと思いました（お母様と、相部屋の子に貸していただいたので助かりました；）
私は寝る時間までだいたい薪ストーブのあるリビングに居座って、テレビを見たり新聞を読んだりしてました。
お母様と、メンバーの作ってくださったお食事もおいしくいただきました。

お昼ごはんには、加工場の隣にある厨房で作っている、お客様用のカレーとほぼ同じもの（＋α）をいただきましたが、この酸味のあるフルーツカレーがなかなか癖になる独特の味わいです。

スタッフの方々もみな親切でいい人たちです。私の滞在した期間にちょうど、ボラバイトのみんなを連れて、三台の車を出して、国営公園へイルミネーションを見に連れて行ってくださいました。たいへん見ごたえあるもので、皆大喜びでした。

朝早くに起きて、澄み切った空気の中、山の中を15分ぐらいかけて、みんなでえっさえっさと農園へと歩いていく。放し飼いのウサギやヤギが出迎えてくれ（？）爽やかに一日が始まる・・農園の生活もいいなあ・・

一週間と短い滞在期間でしたが、良い経験をさせていただきました。できればもっと長くいて、スタッフさんやボラバイトの一人ひとりとももっといろんな話をして仲良くなれたらよかったのになあと思いました。
たいへんお世話になりました。どうもありがとうございました。