1ヶ月と少し働かせてもらいました。
初めに。私はボラバイトで働くのが初めてだったので、
他のボラバイトの仕事などと比較して考えるのが難しいこと。
そして私は働いていた時期は通常の動きとは違うことをする時期もあったので
あまり参考にはならないかもしれないこと、ご了承ください。
仕事内容について、毎日、同じ作業、ルーティーンをするという感じではなく、
出荷の状況、天気の状況、人の数などさまざまな理由によってその日次の日の仕事が変わってくるので、
そこに対応することが大事かと思います。どんなことでもドンとこい精神です。
港での網洗い、網掃除など陸上での仕事も多くありましたが、それ以上に海上に浮かぶいけすの上での仕事がありました。
浮きをくっつけたぷかぷか浮かぶ鉄のいけすの上での業務内容は多岐に渡るので割愛しますが、
仕事終わり、いけすから港に帰る船上からのキレイな景色がとても心に残っています。
いけすは複数あるので、港から10分程度で着くところもあれば30分以上かけて向かうところもありました。
私は船酔いに強いこともあったけど、八代海は波も穏やかな内海ですので、そんなに船酔いすることはないかと思います。
私がいった時期の後半はブリの稚魚の漁の時期だったので、
獲ってきた稚魚に餌をやる仕事もありました。
稚魚のエサやりは、通常拠点としている長島からは2.3時間ほど離れた南さつま市で行います。
なので、長島と南さつま市を車で往復し、日によって拠点が異なることもありました。
稚魚の漁、そして稚魚への餌やりの時期(3~6月頃?)は年間の中でも特にイレギュラーな動きを会社もする時だそうなので、
その時期に働かれる方はその心づもりをされた方が良いかと思います。
通常の仕事をしている長島での男性の住処は古い一軒家で、
私が働いていた際は他のボラバイト数人とシェアハウスというような形でした。
港まで車で20分ほどなので朝はみんなで貸していただいた車でワイワイガヤガヤと仕事に向かうという感じでした。
その場に行ってみないとわからないことがたくさんありますーーーというのは体験談として元も子もないですが、
毎日がいろんなことがあり刺激的でした。出荷作業をする時、
初めての人、初めての土地、初めての仕事で私は何もかもがわからなかったですが、そこで働いている方が優しく接してくれました。
一口にぶり養殖の仕事といっても、社員さんとボラバイトだけでやるわけではなく、関わる方はたくさんいました。
短い期間で会社に属している方以外にも色々な関わり方の人と出会いましたが、
みなさん海の上で丁寧に仕事を教えてくれました。
そういう意味では、たくさんの方とそれぞれ丁寧に関わりながら素直に仕事を教えてもらうことが、
ボラバイトとしては改めてだけど何より大事だったかもと今振り返って思います。
1ヶ月と少しという短い期間で、私自身仕事もある程度まで覚えれられたのか微妙です。
なのであまり大層なことは言えませんが、働くことができて本当に感謝しています。
この場を借りてお礼を。